クラカデュンIII
ステータス/スキル(クラカデュンIII)
鬼の復讐者 CV:種田梨沙 | |||||||
ステータス | Lv.1 | ... | Lv.18 | ステータス | Lv.1 | ... | Lv.18 |
体力 | 344 | +? | 1092 | マナ | 134 | +? | 712 |
物理攻撃力 | 42 | +? | 76 | 魔法攻撃力 | 51 | +? | 68 |
物理防御力 | 1 | +? | 6 | 魔法防御力 | 1 | +? | 11 |
攻撃速度 | 55 | 自然治癒力 | 31 | +1 | 48 | ||
移動速度 | 300 |
スキル名 | 効果 |
プレデター | Passive:探索にかかった対象に通常攻撃すると,対象がミニマップに表示される時間が延長され,スキルで攻撃すると追加効果が発動する。 |
アサルトファング | Active:対象の位置に高速で移動し,物理ダメージを与える。 |
オーバーウェルム | Active:咆哮し,対象とその周囲に魔法ダメージを与え,対象の攻撃力を減少させる。 |
ダイレクトクロウ | Active:爪を立て,正面の方向へ扇状に魔法ダメージを与える。対象が探索にかかっていた場合,出血させ,さらに魔法持続ダメージを与える。 |
ワイルドフォーム | Active:四足歩行のフォームに変身すると共に,指定した位置に瞬間的に飛び込み,周囲に魔法ダメージを与える。 |
目次
考察
ハンターらしく探索を起点に追加効果を与えるスキルが特徴。
パッシブスキルも探索時に発動など、操作は難しいが、やることは分かりやすいマスター
pros(良い点)
cons(悪い点)
スキル紹介
ビルド例
セリフ
紹介動画
ストーリー
狩りのためにしばらく絶望森(ぜつぼうのもり)から出ていたクラカデュンは草原で,狩りの獲物を発見し,捕える為に飛びかかろうとしたが,何者かが突然あらわれて獲物を奪っていってしまった。
嘘のように一瞬にして恋に落ちてしまった。素早い動き,獲物を仕留める強靭な力,しかしながら,その強さを感じさせない女らしい体。彼がカトリシアを愛してしまったのは当然のことであった。
絶望森の王クラカデュンは,彼女を初めて見たその日から求愛したが,黒灯森の女王カトリシアは彼の求愛を冷たく断った。しかし,クラカデュンは,あきらめずに毎日毎日カトリシアを訪ね,求愛の言葉を贈った。最初は彼が近くに来るだけでもうんざりしていたカトリシアだったが,毎日の求愛と諦めない彼の情熱に,ある瞬間から彼が訪ねてくることを密かに願うようになっていた。
ある気持ちよく晴れた暑い日の事だった。領土をパトロールしていたカトリシアは,木陰の下で疲れて眠っているクラカデュンを発見した。
さきほども黒灯森まで訪ねて来たが追い返され,帰る途中であることを知っていたカトリシアは,一瞬かわいそうな気持ちになり,クラカデュンに近付いた。近くの水が湧いている場所と,ここよりも涼しい場所に連れて行ってあげようと思ったからだ。
女王が気配を隠して近づいた瞬間,寝返りをうったクラカデュンが目を覚ました。カトリシアはとっさに茂みに隠れると,後ろから幼いウサギの子が付いてきていることに気が付いた。
カトリシアはこっそりと,幼いウサギに巣に戻れとサインを送ろうとしたが,その瞬間,クラカデュンの目が光った。
空腹と疲れで倒れていたクラカデュンは目の前の獲物を逃さなかった。幼いウサギに飛びかかると,口を大きく開いた。
女王カトリシアは憤怒した。自分の領土の中で狩りを?それもウサギを?カトリシアの怒りは辺りを包み,クラカデュンはその気配にようやく気が付いた。
我に返ったクラカデュンは,ずっと会いたかったカトリシアが殺気を抱いたまま自分を見下ろしていることに気づくと,口に入れようとしたウサギを急いで放した。しかしもはや,後の祭りだった。
カトリシアは短剣を構えクラカデュンに近付いた。クラカデュンは何か言い訳をしようとしたが,カトリシアは聞く耳をもたなかった。長い追跡は,クラカデュンが黒灯森を抜け出してからようやく終了した。
森から抜け出たクラカデュンに,カトリシアの厳しい警告が聞こえてきた。
「隣国に対する配慮で,これ以上の追跡はしない。しかし,また黒灯森に足を踏み入れたら,その命はないものと知れ!」
絶望森と黒灯森の交流はその日で終わってしまった。女王の許可もなく,黒灯森で狩りをしようとしたクラカデュンに対する憎悪は,カトリシアでもどうしようもないほど急速に大きくなっていき,クラカデュンが棲む絶望森の住民たちも,長年のあいだ求愛してきた王に刃を向けたカトリシアへの憎悪が拡がっていった。
人間より強い団結力と戦闘力をもっていた2つの森は,そうしてお互いに反感を持つようになっていった。