大陸の端から地を離れ,3ヶ月と10日進むと到着する場所がある。人々にはもうずいぶん前に忘れられた大陸,パラモス。そこの住人はパラモスの一族である。空を飛ぶ者や地を這う者すべて,パラモス一族の許可の下で生まれ,時には消えていく。そうやってパラモス大陸のすべての生命は,パラモス一族に支配されていた。そして,一族はシュア・デ・パラモスという名前を持った,強力な女君主を祀っていた。
そんなある日,奇妙な光の柱が天から降り,パラモス大陸に突き刺さった。パラモス一族が何世紀にも渡って作りだしたすべての物が光の柱に巻き込まれて崩れていった。徐々に勢いを増していく光の柱を止めるには,パラモス一族には力不足だった。
一族は女君主の下へと走った。シュアは一族と大陸を守るためにすべての力を注いで魔法の膜を作った。膜の魔力を受けて光の柱は勢いを失っていったが,しばらくすると,またゆっくりと勢いを増した。こう着状態が続きながらシュアはだんだん疲弊の色が見え始めたが,光の柱の勢いはおさまることを知らなかった。一族が見守る中,ついにシュアの魔力が破壊され,強力な爆発が起きた。吹き飛ばされたシュアは光の柱に巻き込まれ,全身が引き裂かれたかのように感じた。
気づいてみたら,シュアが目覚めたところはパラモス大陸ではなかった。パラモス大陸なら地を這う虫一匹,咲く草一株までもパラモス一族の力が入りこんでいるはずだった。ここはシュアが知っている場所ではなかった。歯を食いしばって立ち上がろうとしたシュアは,自分の体も以前の体ではないことに気付いた。
小さな体。そして,全身に流れていた充満する魔力は失われてた。
数日してようやく,シュアはここがアジモスという名前の大陸という事。以前に大陸の西のどこかで変な光の柱が天に昇り,しばらくの間輝いてから消えたことがあるという事を知った。
シュアは一族の安否を心配した。光の柱が降りてきて突き刺さった時,パラモス大陸全体を覆っていた魔法の結界は破られた。かつての美しいパラモス大陸は,いつも他の種族とハンターたちが狙い,虎視眈々と攻め寄せようとしていた。そして,結界が破壊された今,彼らが攻め入るのは容易なことだろう。
シュアはまず,光の柱が天に昇ったという場所を探すことにした。大陸を揺るがしたその力の正体を突き止めれば,封印された自分の体と魔力を取り戻すことができると考えたのだ。封印された自分の力を見つけて帰るその日まで,一族がパラモス大陸を護り続けている事を願いながら,シュアは歩き出した。
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